犬のしつけ・トレーニングに関する書籍やグッズ

ドッグトレーナーがおすすめする、犬のしつけ・トレーニング、人と犬が一緒に楽しく暮らすための基本的な知識に関する書籍やグッズをご紹介します。
本・AV資料
- 家庭犬のしつけ方DVD
企画発行/公益社団法人日本動物病院協会
JAHA家庭犬のしつけ方講座 推薦教材
人と犬がいっしょに楽しく暮らすためのヒントや、しつけ方のポイントをわかりやすく解説したDVD。
JAHAオンラインショップで購入できます。会員価格もあり。- ドッグトレーニングバイブル
著/イアン・ダンバー
レッドハート
ダンバー博士がペットドッグトレーニングを総合的にまとめた一冊。気質トレーニング・行動修正・服従訓練・学習理論を網羅。ボリュームはありますが、トレーニングを志すなら、持っておきたい。- 犬のしつけ きちんとブック
[トイレ上手になる編][咬みグセ解消編][吠えグセ解消編][留守番上手になる編]
著/矢崎潤
高橋書店
犬の困った問題を、行動学に基づいた「ファントレーニング」によって解決。 犬の問題行動には、必ず理由があります。やみくもに叱るのではなく、なぜ犬がそんな行動をするのか、まず飼い主が知りましょう。- 幸せな子犬の育て方―子犬も人も幸せになるハッピー子育て法
著/矢崎潤
大泉書店
成長してどんな犬になるかは、子犬の時の接し方が大きく影響します。 無理をしないマイペースなしつけ方を、ソフトな語り口で解説。子犬はもちろん、成犬の飼い主にもおすすめ。- ダンバー博士の「子犬を飼うまえに」と「子犬を飼ったあとに」
著/イアン・ダンバー
レッドハート
K9ゲーム、シリウスパピーでおなじみ、パピートレーニングのエキスパート、ダンバー博士による子犬の育て方、しつけ方。 予防に勝る治療なし!これから子犬を迎える人には、是非「まえ」と「あと」のセットで読んでいただきたい。- うまくやるための強化の原理―飼いネコから配偶者まで
著/カレン・プライア
二弊社
クリッカートレーニング(シェーピング)で有名なカレン・プライア博士による行動分析学のやさしい入門書。 「強化の原理」は家庭内のしつけ、問題行動の修正、競技やアジリティなどの高度なトレーニング、すべてに通じる法則。 トレーニングを志すなら、ぜひ一読を。- DVDBOOK 犬はしぐさで会話する(1): ヴィベケ・リーセの犬のボディランゲージ解説
著/ヴィベケ・リーセ
誠文堂新光社
犬のボディーランゲージに精通したヴィベケ先生による、犬の気持ちの読み取り方の解説。
ワンちゃんをもっと理解するヒントが見つかるかも。- エクセレレーティッド・ラーニング―「イヌの学習を加速させる理論」
著/パメラ・J・リード
レッドハート
数少ない、ドッグトレーニング視点での学習理論解説書。 応用動物行動学の専門家であり、トレーナーとして自らオビディエンス、 フライボール、アジリティーにも取り組むパム博士ならではの、まさに活きた学習理論。 入手困難ですが、見つけたら読む価値あり。- アニマルラーニング―動物のしつけと訓練の科学
著/中島定彦
ナカニシヤ出版
動物のしつけと訓練の背後にある学習理論と行動の仕組みをわかりやすく解説。 専門用語はさすがにちょっと、とっつきにくいですが、コンパクトにまとまっているので無理なく読めます。入手困難ですが、見つけたら読む価値あり。- ザ・カルチャークラッシュ―ヒト文化とイヌ文化の衝突 動物の学習理論と行動科学に基づいたトレーニングのすすめ
著/ジーン・ドナルドソン
レッドハート
優れたトレーニングの本でありながら、読み物としての面白さもあります。 これまで常識とされていた犬への考え方に、ジーン女史ならではのユーモアを交えて一石を投じる一冊。- 犬のクリッカー・トレーニング「Puppy Love」
著/カレン・プライア
二瓶社
クリッカーを使った、楽しい犬のしつけ方。 かわいいトリックに挑戦してみては?- ドッグマッサージ 実践テクニックBOOK
監修/山田りこ
メイツ出版
プレイズタッチの山田リコ先生監修の犬のボディケア実践書。
気持ちいーい触れ合いでワンちゃんとの絆が深まるかも?- イラストで見る犬の病気
編/小野憲一郎
講談社
犬を飼うなら、一冊は備えておいてもいいかも。- ペットががんになった時―診断・治療から看取りまで
編/鷲巣月美
三省堂
手術、抗がん剤からターミナルケア、安楽死まで、家族の疑問に専門家が答えたペットのがん百科。後悔しないための手引書。- ペットロスの心理学―悲しみを癒すための手立て
著/モイラ・アンダーソン
インターズー
ペットが家族の一員として、人との関係が深くなるにつれて、ペットを失った時の悲しみも大きく深くなっています。 しかし世間的には「たかがペット」という風潮もあり、そのために孤独感を強め、無気力になってしまう人もいる。 悲しみを見つめ、そこから踏み出すための一冊。- 楽しい解剖学 ぼくとチョビの体のちがい/続・ぼくとチョビの体のちがい
著/佐々木文彦
学窓社
「犬の鼻はなぜ濡れてるの?」「犬も夢を見るの?」犬の体について、解剖学の専門家がわかりやすく説明。 人の体と比較しているところもお面白い。イラストも豊富で、小中学生のお子さんにも読めます。
グッズ
現在、いろいろなしつけグッズが考案され、通販などで簡単に入手できます。ただし、これらはすべて補助的な道具であって、道具を使えばそれだけで問題がすべて解決するわけではありません。 問題解決には、やはりトレーニングが必要です。また、使用方法が誤っていると効果がないばかりか、逆に害を及ぼすこともあります。

道具を使うときには、その道具についてよく理解して、正しく使うようにしましょう。
- ジェントル・リーダー
犬のマズル(鼻)をコントロールすることによって、わずかな力でも犬の動きをコントロールできるようにする道具。 犬を落ち着かせる効果もある。獣医師によって考案され、犬に苦痛を与えない仕組みになっている。
力の強い大型犬の場合、首輪につないだリードを命綱として体に着けたうえで、ジェントル・リーダーやハルティでコントロールすると万全。注:ジェントル・リーダーやハルティを装着した状態で、絶対にチョーク(リードを強く引くこと)をしないこと。危険です!!!- イージーウォーク・ハーネス
同じく犬の引っ張りをするための補助用具。胸に力がかかることで、犬をコントロールする。
- コング類
中にフードを詰められるようになっているラバー製のおもちゃ。 フードを取ろうとすることをきっかけに、咬んで遊ぶことを覚える。
一人遊びができると、ストレス解消に役立ち、イタズラ防止にもなる。- 咬むオモチャ
ナイラボーン、ガマボーンなど、やや堅い咬むオモチャ。堅いものを咬むのが好きな子に。
慣れるまでは、表面にピーナッツやチーズのペーストなどを塗ってあげると、なめているうちにだんだん噛むようになる。
ただし、咬みすぎると歯が磨耗する恐れがあるので注意。- クレート
犬を管理するための道具。
完全に囲われた目隠しがあるタイプ。犬がより落ち着きやすい。 中で犬が立ち上がり、体勢を変えられるぐらいの余裕があればOK。あまり長時間でない使用向き。キャリーとしても使える。- ケージ
犬を管理するための道具。
クレートとほぼ同じ用途だが、網状で折りたたみもできる。ケージを使う場合は布をかけるのがおすすめ。犬が落ち着きやすい。- サークル
犬を管理するための道具。
やや長時間のお留守番には、少し広いスペースのサークル。 中にトイレや水、犬が休む場所としてクレートやドッグベッドをセットしてあげると良い。- ソフトクレート
犬を管理するための道具。
折り畳み可能で犬連れ旅行には欠かせないアイテム。ただし、クレートトレーニングをきちんとしてから使わないと破壊される恐れあり!- 口輪
咬傷事故を防ぐための道具。咬まれるのは防げるが、口輪をつけたからといって、咬む気がなくなるわけではない。犬が咬むようになってからでは、口輪をつけるのも大変なので、あらかじめ着けられるようにトレーニングしておくのも良い。